2020年12月12日土曜日

Galaxy Shock 2020




Galaxy Shockとは、
直訳すると「銀河 打撃」となりますが、宇宙爆発、ビックバンのことです。

それほどの爆音でこの曲は始まります。

Galaxy Shock 2020
https://youtu.be/rggobHRuPRU

作曲/富田和明
演奏/太鼓アイランド川崎『Oh!太鼓』
小柴孝一 須田義明 茂木千恵 上杉正基 小野和子 砂山忠行 伊藤晴美

撮影/杉浦教悦
制作/打組




動画では伝わっているかどうか分かりませんが、会場ではすさまじい爆音に包まれています。

中央に立つ上杉さん、通称・ジャンボが放つ一打を僕は、波動砲と呼んでいますが、
その一打があってこの曲が成り立っています。


構成はシンプルなんですが、ちょっと面倒なところもあるこの曲を、ほとんど稽古もしないで、この七人がよく叩けたと思っています。

稽古をしたのは、今年の1月でした。

これは4月の発表会の為の稽古ですが、それが流れ、
1月の次に稽古をしたのは、9月でした。

それも七人全員が揃ったのは、ほんの短い時間だけ。


そして迎えた、本番。


誰かがたまに間違えた?としても、すぐ様修正がされるのがこのGalaxy Shockです。
銀河には時に様々なことが起こるのです。

練習量が少ないのにそんなことができるのは、この曲の初演が2018年4月のことで、
今回は再演だからかもしれません。

でも初演よりもバージョンアップさせたのが、Galaxy Shock 2020です。

初演メンバーは、
下手から、小柴、伊藤、茂木、上杉、小野、砂山、町田
https://youtu.be/4Ykk2rSopHo

メンバーが一人入れ替わっただけなので、稽古不足が補われたとも言えます。





ちなみにこの曲の原曲は、初演が2012年3月、
担ぎ桶太鼓の為の曲『Moon』でした。

稽古は2010年からやっていて2011年の発表会が地震で流れた為、初演が2012年になった。

Moon 2012 yokohama okesa
https://youtu.be/nJRpW5Y8AfE



こちらは月を歩いたらどんな感じかな?
とイメージして作った軽快な仕上がりになっています。

この曲を正面打ちスタイルで叩いたらどうなるのだろう?
と思って作り直したら、
こんな曲になったという訳だ。

まったく別物になっている気がするのは僕だけでしょうか?

MOONも、Galaxy Shockも、
どちらも大好きな曲となりました。

僕の作曲方法は、演奏に参加しているメンバーの顔を見ながら一緒になって作るので、

この参加メンバーがいなかったら、どちらの曲も生まれてはいなかったでしょう。
正しく、そのことこそがGalaxy Shock!


さあ最後に、皆様、ご一緒に、

ギャラクシ〜

ショック!!!







Galaxy Shock 2020

※この動画の一番最後に、下手(左手)の小柴さんが「ギャラクシ〜」と叫びますので、
動画をご覧の皆さんが、そこで、
「ショック!」
と、
小さい声でもかまいませんので、出して下さい。

それで、
この曲が本当の意味で幕を閉じます。