終わった‥‥‥。
長い準備期間だった‥‥‥。
本当は、4月19日に行う予定で去年の春から全部準備してきた。
大体年内に準備を終えて、後はツメを行うところで、年が明けてからあれよあれよと、出来るのか、出来ないのか、と準備を続けながらもヤキモキと毎日を過ごしているうち、緊急事態宣言でとどめを刺される。
これは、もう出来ない。
僕が教室で使っている会場は、すべて公共施設なので、全館が閉鎖。
それでまず、春は諦めたけれど、秋にできないかと、模索。
いろいろ替わりの会場探しを始め、結果的にいつも使っている同じ会場で11月に延期できることには、なった。
本当は4月のこの公演発表会を終えて大断捨離を終え、自宅の引越しも完了するはずだったが、太鼓道具を四箇所の倉庫(生徒さんの家など)に分散保管キープして頂いて、自宅の引越しだけが済んだ。
コロナのお篭り期間中、時間がたっぷりとあったので、ゆっくりと少しずつお引っ越し。
前の家から、歩いても車でも5分の距離なので、とても近く、二軒の家を行ったり来たり、前の家は24年住んだので、丁寧に掃除をする。
一ヶ月掛けて、ゆっくりと引越し完了。
で、
まだコロナは明けない。
教室も再開できず、
時は経ち、
夏になり、
一部、使える会場が開き始め、一部教室再開。
でも生徒さんは全員は、集まれなかった。
でも生徒さんは全員は、集まれなかった。
八月、
稽古の回数はグッと少なくなり、もうどんどんと太鼓を叩くことを忘れていた。
三月に曲は完成?させていたが、みんなどんどん忘れていた、叩かないので‥‥‥
九月、
十月、
少しずつ、思い出す。
一つの教室会場は最後まで開かず、閉鎖していたので、一度も稽古が出来ず、響和館さんに協力をお願いして、一回だけ稽古をして、何とか命をつなぐ。
十一月、
あれよあれよと、
またもや開催に暗雲が立ち込めてきた。
また出来ないのか?
いや、今度は大丈夫だろう、
いや、どこが大丈夫なの?
客席数は半分以下の三分の一程度にしたが、
誰が大丈夫だといえるの?
やっぱり無観客がいいのか?
と、
ぎりぎりまで、二日前まで悩んだ。
それで、開催前日の朝、やっと最終判断、
予定通り、やる!
と。
前日に会場搬入、仕込み、準備開始。
そして、
本番の朝、
快晴だった。
朝の8時半から会場前でオープンを待ち、オープンと同時に雪崩れ込み、準備の続き。
9時半からリハーサル開始。
参加メンバーが一人、二人とぞくぞくと集結。
ソーシャルディスタンスを取りながらも、マスクもフェイスシールドもちょっと工夫をすれば、楽しい小道具になることも発見。。。
コロナならでわの演出も考えられた。
午後2時15分、ほぼ予定通りの時間にリハーサルは終えられた。
さあ、本番だ。
ここまでが、長かった。
二人の生徒さんは、医療関係にお勤めで、結局一度の稽古にも参加できず、発表会にもやむなく参加を取りやめ、
春開催で友情出演予定だった藤本容子さん(佐渡)と鈴南玉恵さん(松本)もやむなく、断腸の思いで、11月には参加出来ず、
それでも、
他のメンバーは全員、この日、無事に顔を見せた。
みんな、集まった。
友情出演のエンジェルくみさんと植松真理さん、写真家の青柳健二さん、ビデオ協力の美齊津辰紀さんも、来てくれた。
2020年11月23日、
さあ、
やっと、
幕が開く!
太鼓アイランド第15回発表会
『太鼓打手(だって)2020』
(本番のお話は、次に書く‥‥‥)