11月1日(水)、淡路島の真言宗淡路青年教師会が主催する講習会に招かれました。
『太鼓を叩く為の基礎講座と般若心経を叩く為の一考察』特に表題はなかったけれど、僕の心の中ではこのような会にしたいと思っていました。
東京・門前仲町にある深川不動堂に通い続けている僕には、般若心経は太鼓で叩かれるものだと錯覚していたのだけれど、
本来の般若心経は読んで唱えるもので叩くものではないという考え方もあり、また他方では法楽太鼓として太鼓が欠かせない読経もあり、各宗派寺などにより色々な解釈があるようです。
僕は僧侶ではないので、法楽太鼓としてではなく、和太鼓奏者としての太鼓の叩き方について、限られた時間でしたが講習をさせて頂きました。
ほとんどの方が太鼓を叩いたことがない方、或いは叩くことはあるけれど常には叩いていないという方でしたが、とても熱心に聞いて頂き、後半の一時間は実際に太鼓を叩いて体を動かしました。
僕は仏教に対して深い関心や理解がある訳ではありませんが、四国八十八ヶ寺歩き遍路を機会に般若心経を覚え、深川不動堂での御護摩祈祷に通ううち般若心経にとても興味を持つようになったのです。
太鼓打ちとして、いつか自分なりの般若心経の太鼓を作ってみたいと思っていましたので、この機会に作曲してみました。
講習会では始まりと終わりに、一巻(一回)叩きました。
まだまだ僕の打ち込みが足らないので、これからもっと叩き込んでいければと思っていますが、
それでも一歩を踏み出せたことが嬉しいのです。
曲のタイトルは、『打!般若心経(うつ、はんにゃしんぎょう)』と付けました。
真言宗淡路青年教師会の皆様、機会を頂き、ありがとうございました。
合掌