二人なら 信じてみよう この道を ここで熱田が 七里の渡し
名古屋に着いた嬉しさから、僕は生ビールを飲みたくてホテル前の寿司屋に入った。
僕が飲んでいると、とても気前よく高級ネタを注文して飲んでいるお爺さんが隣にいて、声を掛けてみた。
僕が飲んでいると、とても気前よく高級ネタを注文して飲んでいるお爺さんが隣にいて、声を掛けてみた。
話していると、
「私はね、ちょっと人に見えないところが見えるんですよ」
そう言うお爺さんは、年齢を聞くと86歳だという。
この年になっても自分の好きなものを注文してお酒も飲めるなんて素晴らしい。
そこで、少し尋ねてみた。
「僕は今日、東海道を歩いて12日目です。このまま淡路島まで歩けますか?」
「これは今私がここで答えることもできるが、それを言うことによってあんたが惑わされる」
「いえ僕は何も惑いません。必ず歩けると信じていますから」
「なら、それで良い。ワシが何も言うことはない」
そこでこの話は終わった。
このまま無事に歩き通せるのか、どっちなのか分からないが、お爺さんが言うのには、
あんたが信じた道を行きなさい、そう言っているのではないかと、勝手に解釈した。
「私はね、ちょっと人に見えないところが見えるんですよ」
そう言うお爺さんは、年齢を聞くと86歳だという。
この年になっても自分の好きなものを注文してお酒も飲めるなんて素晴らしい。
そこで、少し尋ねてみた。
「僕は今日、東海道を歩いて12日目です。このまま淡路島まで歩けますか?」
「これは今私がここで答えることもできるが、それを言うことによってあんたが惑わされる」
「いえ僕は何も惑いません。必ず歩けると信じていますから」
「なら、それで良い。ワシが何も言うことはない」
そこでこの話は終わった。
このまま無事に歩き通せるのか、どっちなのか分からないが、お爺さんが言うのには、
あんたが信じた道を行きなさい、そう言っているのではないかと、勝手に解釈した。
旅はまだ続くのである。
僕が先に帰ろうとした時、爺さんが慌てたように「あんた腰だけは気を付けなさいよ」と僕に告げた(6月1日)
10月15日(日)午後3時開演 開演10分前より無打話有り
/亀戸文化センター・カメリアホール
(JR総武線・東武亀戸線『亀戸駅』下車北口から徒歩3分)
富田和明的太鼓芸能生活40周年記念公演
『太鼓打ち誕生』
前売り 5,500円/当日 6,000円
/太鼓アイランド会員割引 5,000円(打組のみで受付)
特別ゲスト/藤本吉利 藤本容子
友情出演/近藤克次
賛助出演/どんどこ座/和太鼓MIKAWA
/太鼓アイランドオールスターズ