2016年10月31日月曜日

近藤克次さんの40周年記念公演にゲスト出演させて頂きます。

この前の木曜日に少しだけ某所で近藤克次さんと稽古をしましたが、これは来年2月4日にある克次さんの40周年記念で演奏する『モノクローム』の稽古だったんです。
 
でこんな風にモノクロームの稽古をするのは、もうこれは31年振りくらいだったのですが、一緒に太鼓を叩いたのは19年振りだったのです。
1997年7月15日に克次さんをゲストで招いて和太鼓フリートークコンサート『富田和明 兎小舎 なみにてたたく』第八夜をやったのを、克次さんに言われるまで忘れていた富田です。
こんな文章まで書いていたのに。。。
http://www.tomida-net.com/rikues03.html
 
僕は書いたら忘れる傾向にありまして………。
 
 
これは、1997年のチラシです(終わっております)
懐かしいのでアップしてみました。




そんな訳で、来年2月4日は、克次さんの40周年記念公演で遊ばせてもらいます。
2月4日(土)15時半開演/大田区民プラザ大ホール
『苦打楽打』近藤克次太鼓芸能生活40周年記念コンサート
http://www.miyamoto-unosuke.co.jp/event/2016/10/40.html






2016年10月30日日曜日

もうすぐあの日から一年になる〜富田和明的太鼓合宿『Oh!太鼓 Vol.70』


















もうすぐあの日から一年になる。

2006年11月22日、新長胴大太鼓が届いた日。
 
大太鼓がやってきてから10年、富田太鼓合宿の記念すべき第70回目の大太鼓合宿が、もうすぐ開かれます。


富田和明的太鼓合宿『Oh!太鼓 Vol.70』
11月12-13日(土・日)
http://www.tomida-net.com/ootaiko70.html

『発響(はっきょう)』の思い出については、こちらに書きました。
http://uchigumi.blogspot.jp/2016/10/69-oh.html
 
お申し込み、ご参加お待ちしております!














2016年10月29日土曜日

12月2日(金)夜7時から、藤本吉利・容子、夫婦太鼓善哉『二人行脚』公演




あの藤本吉利さんと容子さんご夫妻、たった二人だけの舞台『二人行脚』が、まもなく東京で見られます!

12月2日(金)夜7時開演です。
場所は、亀戸駅からすぐのカメリアホール!

JR総武線「亀戸」駅北口より徒歩3分/東武亀戸線「亀戸」駅より徒歩3分 
 

このカメリアホールは、太鼓アイランド江東『弾!打から団』が今年3月まで13年間毎月2回稽古を行っていたホールなんです。

まさかここでお二人の舞台が見られるとは!


今回は子ども劇場さんの主催ですので、子供たちもたくさん一緒に見られます。

きっとシンプルで素朴で優しい舞台なのではないかと、勝手に想像しています。

これまでずっと小さい空間で演奏されてきたこの二人舞台が初めてホール空間で演奏されるということです。

この舞台は親子劇場会員さんだけでなく、一般の皆さんも一緒に見る事ができます。

全席自由/前売り一人3,500円ですが、富田か弾!打から団メンバーに連絡して頂ければ少しだけ割引料金となります。
どうぞ、お気軽にメール連絡下さい。

この(たぶん)コアな夫婦善哉太鼓舞台を一緒に観に行きませんか?



2016年10月28日金曜日

Hello Irene,Lynette,and Sharyn!〜屋台囃子講座



Hello Irene,Lynette,and Sharyn!


I and Elizabeth,Margaret,Laura,Anna and Mickey is also happy!

Also let's beating the Taiko together again in Japan.


八丈島から東京に帰った翌日、太鼓アイランド目黒の『伝統太鼓塾』屋台囃子講座にメルボルンから来た三人が体験参加してくれました。
http://www.tomida-net.com/taikoa11.html

せっかくなので、日本人にも即興で英語名を付けたのですが、
一人「僕はミッキーです」というので聞き流していたが、彼の本名が実は三木だったのを忘れていた。

とても楽しかった。また会いましょう!

See you again soon!

2016年10月17日月曜日

第69回 Oh!太鼓が終了しました〜発響の思い出

今回も土日太鼓合宿、怒濤の二日間が終わりました。

久しぶりに叩いた『発響(はっきょう)』。
(一日目は、基本打ち込み中心/二日目は曲が中心)

打ちながら懐かしい風景を思い出していた。




十年前の夏、2006年8月、
淡路島の山間にある生穂第二小学校体育館の一角を一週間ほどお借りして、
コンテスト出場の為の曲稽古と自作曲創りを行った。

僕の三尺三寸平胴太鼓を体育館に運び込んで、稽古をさせてもらった。

まだ元気だった親父に車で送ってもらい、帰りは志筑の実家まで歩いて帰る日々が続く。

そこで産まれたのが『発響(はっきょう)』だ。



この時の曲創りは、一時間ほど自由に太鼓を叩いてそれをビデオで撮り、
「あそこは乗っていたな……」
「あそこは良かったかな……」
という部分を楽譜に起こしてみて、整理をする。

それを何度も繰り返していくうちに、曲は出来た。



生穂第二小学校は、当時十数人の生徒数で全員が太鼓を叩く太鼓小学校だったので、太鼓を叩くことに理解があった。

僕の稽古は学校の活動時間や、地域の活動時間以外の空き時間に行う。

でもお盆の時期だったので、かなり自由に使えたと思う。




自分一人と太鼓の時間。



太鼓の音が止んだ時、広い体育館には蝉の音だけが響く。

そんなにずっと集中して太鼓を叩いていられるわけではない。



叩いては休み、

叩いては休み、


蝉は太鼓の音と競うかのように鳴いていたのかもしれない。

しかし、そこには静寂があった。



暑い夏の汗だらけの静寂。

外に出れば、これでもかと言うような青い空と山の緑だ。




稽古の最終日、小学校のみんなや地域の方々も集まってもらい交流会のようなことをした。

みんなでそれぞれの太鼓を叩き、聞き、最後に僕の大太鼓を皆で叩いてもらった。




この三年後、小学校は廃校となる。

親父は二年前に鬼籍に入った。





あの夏、稽古をしていた体育館に、射込む夕陽の長い影が床を写す。

その床に大の字で寝転んで、高い天井をずっと眺めていた。







久しぶりに叩いた『発響』は、

そんな夏の日日を思い出させてくれていた。







第69回 富田和明的太鼓合宿『Oh!太鼓』参加の皆様と過ごした二日間







※Sさんからの差し入れ。
本格焼酎『大和桜』どちそうさまでした!



次回は、いよいよ第70回!

富田和明的太鼓合宿『Oh!太鼓 Vol.70』
11月12-13日(土・日)

お申し込み、ご参加お待ちしております!








2016年10月15日土曜日

行こう!第七回『24時間チャレンジ八丈太鼓』。

「八丈島で24時間太鼓を叩くというイベントがあって、それに行くんです」

そう話したのは、オーストラリアのメルボルンから来た綾子さん。
今年の春、僕の個人レッスンを受けに来てくれた時だった。

そんな事を八丈でしていることも知らなかったし、
またそれをメルボルンから仲間を誘ってわざわざ参加しに来ると聞いて、
僕も唸った。

海外からこんな熱心に通う人たちがいるのに、
日本に住む、彼らよりも簡単に参加出来るはずの僕が参加しないでいいのか………と。



僕が最後に八丈島を訪ねたのは、鼓童元年の翌年明けだったと思う。
三宅島に初めて行った年だから、もうあれから35年ほどたっている。

今、拙著『万里の未知も一打から』を引っ張り出してきて見たら、1982年1月の事だった。

この時、島でいろいろとお世話になったのが菊池隆さんで、
隆さんは、鬼太鼓座時代、僕が初めてアメリカツアーに参加した年、
鬼太鼓座メンバーとして一緒にアメリカツアーに参加した人だ。

ツアーの前に一ヶ月ほど?佐渡に来て一緒に生活をして一緒に行った。
その間、空き時間に隆さんから八丈太鼓の最初の手ほどきを受けた。

そんなにたくさん習ったわけではないけれど、基本だけは教わったと思う。
後は、見て学ぶ感じ。

アメリカツアー中に見た隆さんの八丈太鼓は素晴らしかった。
英哲さんが叩く大太鼓にも負けず、
あの小さい太鼓一台で、何千人もの観客を一瞬で釘付けにした。
圧巻だった。

しかし隆さんは、その年のアメリカツアーに参加しただけで
「自分にはこの生活はできません」と佐渡には戻らず、八丈に帰ったのだ。



その後、佐渡の國鬼太鼓座から鼓童になった時、
まずは八丈を学ぼうと、隆さんを訪ねることになる。
それが1982年1月。



八丈島でいろいろな方の太鼓を見せてもらったが、僕が一番印象に残っているのは、
ある畳敷きの集会場?のような場所で、とにかく沢山の人が飲んだり食べたりをしていて
そこの端に太鼓も一台あった。
「そんじゃ太鼓でも叩こうか」という感じで誰かが立ち上がり、
太鼓を打ち始めて、
そうすると替わり替わり人が続いた。
即興で歌もどんどんうたう。
僕には言葉の意味はよく判らなかったが、その歌で座が沸いた。
この雰囲気が良かった。

隆さんが叩く八丈太鼓はピリピリした緊張感がある激しいリズムだったが、
ここで聞いた太鼓は、飲み食いの合間に叩く、ゆったりしたのどかで牧歌的。
笑いに溢れていた。



あれから35年が過ぎた。
僕はその後、誰にも八丈を習ってはいない。

「一台の太鼓を二人で息を合わせて自由に打つ」
それしか自分の中に八丈のルールはない。

八丈好き仲間から聞くところに寄ると、島の太鼓打ちの前で好きに叩いてみると
「それは八丈太鼓ではない」
と必ず言われる。らしい。

皆が皆、そうではないだろうが、厳しい方、優しい方がおられるのだろう。
島のリズムとはなんだ?

今はユーチューブなどでもたくさんの八丈太鼓が見られるが、
やはりどう違うのか、または違わないのかは生で見てみないと分からない。


しかし僕はこれまで別に違っていたってそれで良いと思っていたし、気にもしていなかった。
それが、なぜか今、やっと八丈島に行く気になった。
35年もかかってしまったが……。

島が呼んでいるということだろう。



第七回『24時間チャレンジ八丈太鼓』

僕が主催する太鼓アイランド青葉『濱八丈』
次回稽古日は、11月19日(土)の予定





※写真は、濱八丈10月稽古にて


2016年10月8日土曜日

TOMIDA Kazuaki〜HONO-OTAIKO2013





これも3年前のものですが、
2013年元旦の大太鼓初打ち奉納です。
https://youtu.be/IHuUhMYGt6E
まもなく、大太鼓合宿。
来週です!
一緒に叩きませんか?
 
10月15日(土)~16日(日)
富田和明的太鼓合宿『Oh!太鼓』第69回 
秋の打ち込みスペシャル太鼓合宿 第一弾
http://www.tomida-net.com/ootaiko69.html
 
11月12日(土)~13日(日)
富田和明的太鼓合宿『Oh!太鼓』第70回 
秋の打ち込みスペシャル太鼓合宿 第二弾
http://www.tomida-net.com/ootaiko70.htm