今から16年前の1999年12月18-19日に第一回の太鼓合宿が始まり、
今回が第60回となりました。
実際には、この間、開催募集はしたものの、台風と、病気と怪我で合計三回中止になってはいますが、脈々と続けて来られたのは、一重に皆様のお陰でございます。
続ける為にやってきた訳ではなく、一回一回太鼓を叩きたくて、その結果、
続けてこられたのであります。
皆様に感謝申し上げます。
特に大太鼓合宿となった2006年12月以降、開催数が増えたことは、
合宿でしか新しい大太鼓を出して練習もできない事情がございました。
油圧リフトの力を借りたとしても、
最低三人の人力がなければ大太鼓を台上に上げられません。
また、重量級の太鼓台を組み立てることさえできないのです。
普通の太鼓スタジオでのお稽古はそういう苦労も一切不要でしょうが、
私の所ではそうはいきません。
一回一回叩く為に、出して来て、終われば片付ける。
その行為なくして、叩かせても頂けません。
準備片付けを体験する事も、何も無駄なことではないと思います。
この太鼓の重さ、大きさを自分の手で体感できます。
ただ叩く事だけではなく、実感として大太鼓と向き合えるのです。
これからもそんな大太鼓合宿を続けられるだけ、続けていきたいと願っています。
いずれ、すべてのものに終わりはあるのです。
しかし、その時まで、叩き続けていきたいと思います。
これまで一度でも参加して頂きました、すべての皆様に、感謝申し上げます。
そして、まだ見ぬ、そろそろ一度参加してみようかなとお考えのあなた、
あなたに一度、叩いて欲しい!
この音を体で味わって欲しい!
お待ちしております。
次回は、5月16-17日(土・日)、基礎打ち込み稽古の二日間です。
一日目、参加の皆さんと。
こちらは、二日目。
二日目、参加の皆さんと。
そしてこれは、一人の参加の方から頂きました。
この色紙の言葉のような場になるよう、努めたいと思います。
次回、第61回、案内です。