2016年3月4日金曜日

わたくし 太々喜亭 玉祭 と申します

チキチントントン チキトントン チキチキトントト テテドンドン
テケドコテケドコチキドコドンドン ットコドンドン  ットコ ットコ  ドコドン
 

え~ どうも あけましておめでとうございます

この前 新年の挨拶をしていたかと思えば もう桜の開花便りを耳にする季節となりました~

はやいもんでございます 時のたつものは
 

はい? お前は誰だって?  
 

ご紹介が遅れまして 大変申し訳ございません
ワタクシ たたきてい ぎょくさい(太々喜亭 玉祭)と申します




写真は今から10年前のもの(2006年7月『鶏音鼓』撮影/小坂 淳)ですから、今とは違います
 

富田さんがですね 和太鼓トーク齊富2016公演の広報をこれからしたいんだけれど
いまちょっと僕は確定申告が大変な時期で手が離せないから お前がちょっと替わりに行って話して来てくれないかってんで 来た
 
ということなんですよ 
 

ま そう聞いても分からない方も大勢いらっしゃることと思いますが
私のことも 知らない方が多くても仕方がありません
私も四年振りに出て来ましたからね‥‥‥
 

そういうわけでしばらくの時間 お付き合いを願えれば 嬉しく思います
 
 
さて
和太鼓トーク齊富が そもそも どうして始まったのか?
 
 
 
これを話すと長くなりますが 

今から13年前の春 佐渡に行ったんです 富田さんが
それは鼓童をやめてほぼ14年振りに 初めて佐渡を訪ねた日なんです
 

その年の夏 藤本吉利さんを招いて富田さんの25周年記念コンサートを開く事になっていまして その打ち合わせと稽古にです
 

そうしましたら その日の夜 吉利さんの家に来てくれたんですよ 栄一さんが
「僕の誕生日にわざわざお祝いに佐渡まで来て頂きまして ありがとうございます」とワインを持って‥‥‥
 

ね 珍しいでしょ 誕生日の本人が赤ワインを持って来てくれるんですよ
その時に富田さんは何本かビデオを持っていってました
 
いやまあこれは みなさんが想像するようなビデオではございませんで 
この時は富田さんの近況を紹介するものでした‥‥‥これも怪しいですかね
それで 何となく見てもらっていた時に 
 
 
よかったら一緒にやりませんか? と 富田さんが栄一さんに声を掛けてしまいました
 
 
まあ 物事が動くときというのは 速いもんですね
とんとんとん っと 
 
 
 
これが思いがけなく進みまして その年の秋に公演が決まったんです
 
今だったら考えられません
会場押さえに公演の一年前で そのまた一年か半年前にスケジュールの申し込みをしておかないといけませんし
 
でも この時は よかったんです
春に14年振りに再会したことで 秋にもう公演が決まった
 
そして名前が付けられまして 和太鼓トーク齊富(さいと)
2003年10月のことでございました
 
 
 
その時は まだワタクシ玉祭は登場していなかったんです

開演前の無打話も齊藤さんと富田さん 二人でやっておられましたね
 
 
それで 二人とも 一部と二部の間にソロでピアノ弾いたりなんかしてね

あの頃は富田さんも家にアップライトのピアノがあって それで練習していたらしいんですが
お子さんが大きくなってきた時に 部屋が狭くなって タケモトピアノさんに譲ったっておっしゃってましたね
 

あの狭い富田さんのおうちに齋藤さんも泊まって、直前のピアノ稽古もされたと聞いております。

ま あの第一回から数えて今度は四回目のトーク齊富になりますが‥‥‥ 
そう簡単に あれから13年 時が経ったわけではございません
 
 
 
あっ 忘れてました
 

トーク齊富が始まる前に 富田さんと齊藤さんのコンビが始まるきっかけがあったんです

そのきっかけを作ってくれたのは あの山下洋輔さんでした
 
 
 
 
ここからの話は また次回の お話とさせて頂きます

今日はこの辺で 失礼いたします
 
 
太々喜亭玉祭で ございました え~ ありがとうございました
 
 
 
 
 
 
 
『夢路の用足し』~14年振りの佐渡 2003年5月7-9日
 
『真打(まだ)始まらない無打話~和太鼓トーク齊富 前座 2003年10月17日



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『和太鼓トーク齊富2016』前売りチケット情報
一般発売が4月10日からに決まりました。
詳しくは、こちらをご覧下さい。
 
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3月7日(月)より開始いたします。
※打組メールでのみ受付(会員割引一枚 3,800円)
 

たくさんの皆様のご予約を、お待ちしております。